僕の髪が細くて直毛で、パーマがひと晩で落ちて直毛に戻ってしまうという悩みから、めっちゃパーマを研究してきました。
同じように、パーマが掛からない髪質、直ぐにパーマが取れてしまい、やり直しをすればするほどダメージになり、結局はパーマをあきらめた…という方にパーマを施術するのを得意としています。
今まで、クリープパーマ、エアーウェーブ、デジタルパーマなどが出てきていました。
コールドパーマ・ホットパーマという呼び方もあります。
薬剤も、チオ系のチオグリコール酸、シス系のシステインは昔からありました。
それから、システアミン、チオグリセリン、サルファイト(亜硫酸ナトリウム)
最近では、GMT(モノチオグリコール酸グリセリン)スピエラ(ブチロラクトンチオール)が出てきました。
正直、全部試してきています(笑)
実験と研究が好きなので、全く苦にならずに楽しんでいます。
自分の毛質も母親も、従姉妹の毛質も同じなので、いろいろ実験させてもらいました。
いま現在(2024年)での結論としては、デジタルパーマ+GMTの組み合わせが最強です。
他の美容室にも進めたいのですが、サロン側のデメリットは、
・薬剤を髪質に合わせて自分で調合しなくてはいけない (僕的にはメリットでもある)
・勉強が苦手な人は導入しづらい
・薬剤が高価なので仕入に戸惑う
コールドパーマや昔のデジパーと比べると、お客様のデメリットは、料金が高い。
しかし、メリットは
・個人差はあるが半年はウェーブが持つ。ロングの髪は1年持つ方もいました。コスパは最高。
・手入れが楽。形状記憶とも言われるくらい、半乾きでオイルやワックスを塗布して終わり
以下のお客様は、朝起きて手ぐしをしただけと、楽ちんパーマを宣伝してくれました。
パーマ液は、ウェーブやカールが欲しいところだけ塗布すれば、そこだけしか掛からないので、
例えば、前髪の毛先2cmだけパーマをかけるとか
毛先は傷んでるから中間部だけにパーマ液を塗布して、毛先は微力のパーマ液に塗り分けるとか
部位によって、ロッドの温度を変える事もできるので、アイデア次第で、かなり細かい設定ができて、自由自在にウェーブの強弱、ウェーブの範囲、Jカールでいいのか、Cカールが欲しいのか、Sウェーブにしたいのか、パーマ&デザインの幅が広がります。
こういう細かい作業が好きなのですが、同業者に説明しても「面倒だ」と…嫌われますw💦
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このボブのスタイルも、細くて真っ直ぐで、コールドパーマだと1ヶ月も持ちませんでした。しかもJカールなんて、翌日には取れてしまうので、しっかりSウェーブにかけてからブローをしてもらいJカールにするなんて事をしてもらっていました。
しかし、弱酸性デジタルパーマで掛けてからは、2ヶ月以上もカールは残っているし、最初からJカールだけを狙って掛ければ良いので、家に帰ってから無駄にウェーブをブラシで伸ばすなんて作業はいらないので楽ちんです!
掛け続けても、昔のデジパーと違って、毛が固くならないしゴワゴワにもならないので、本当に技術の進化って凄いなと思います。
もう、パーマは弱酸性デジタルパーマで決まりです。
もう札幌も横浜のお客様も、コールドパーマをかける人はいなくなり、メンズを除いて全員がこの弱酸性デジタルパーマになりました。
パーマでお悩みの方は、是非ともご相談下さい