メテオ・アルカリ酸熱トリートメントは何が違うか②

髪のケアにおいて、最適なトリートメントを選ぶことは非常に重要で、お客様に対する影響を考えると、美容師もいつも勉強していないと駄目だと、つくづく実感している日々です。

確かに、金額が高い方が作業行程もたくさんあるし、使用するトリートメント剤も高価なものを何種類も使用しますが、数が多すぎて何が良いのか迷うかと思います。

今日は、「アルカリ酸熱トリートメント」と「酸熱トリートメント」の比較を通じて、メテオ・アルカリ酸熱トリートメントの優れている点に焦点を当てたいと思います。

深いダメージケア

アルカリ酸熱トリートメントは、酸熱トリートメントと比較して、より深いレベルのダメージケアが可能です。アルカリ性の薬剤が髪のキューティクルを適度に開き、トリートメント成分が髪の内部まで深く浸透します。これにより、外部だけでなく内部のダメージまで集中的に修復し、髪の根本的な強化を図ることができます。一方、酸熱トリートメントは髪の表面に作用することが多く、外見の改善には効果的ですが、深いダメージの修復には限界があります。

強化と修復

アルカリ酸熱トリートメントは、髪の内部構造を修復し、同時に強化も行います。熱を加えるプロセスは、トリートメント成分の髪への結合を強化し、長期的な効果をもたらします。これにより、髪は外部の刺激に対してより強く、健康的な状態を維持できるようになります。酸熱トリートメントでは、このような内部からの強化作用は期待できません。

長期的な効果

アルカリ酸熱トリートメントは、その効果が長期間持続するという大きな利点があります。深いレベルで髪を修復し、強化することで、一時的な美しさだけでなく、健康的な髪へと導きます。これにより、トリートメントの頻度を減らすことができ、長期的には髪への負担も軽減されます。

酸熱トリートメントでは、髪の毛が酸性に傾いたまま、繰り返し酸にさらされるので、表面がどんどん硬くなり、やりすぎるとビビり毛になる可能性が問題化されてきています。さらに、内部のダメージに対しては根本的な解決には至りません。

アルカリ酸熱トリートメントの選択理由

これらの比較からも分かるように、アルカリ酸熱トリートメントは、特に深いダメージの修復や、髪の強化を求める方にとって最適な選択肢です。一見すると、酸熱トリートメントも魅力的に思えるかもしれませんが、アルカリ酸熱トリートメントの方が、より根本的で長期的なケアを提供することができます。

そして、艶やかな髪だけではなく、柔らかくしっとり潤いのある髪質に改善されます。ステップ式トリートメントのようなベタベタ感がないのが特徴です。

2ヶ月以上も、トリートメント効果が持続するかたが多くみられます(効果持続を保証するものではありません)

お客様一人ひとりの髪の状態を丁寧に診断し、最適なトリートメントをご提案しています。メテオ・アルカリ酸熱トリートメントによる、未体験のヘアケアをぜひ体験してみてください。皆さんの髪が本来持つ美しさと健康を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

2024年4月〜5月限定特典

☆「カットカラー+3ステップトリートメント」をご予約された方には、「メテオ・カラー+メテオトリートメント」を無料でアップグレードさせていただいています。

☆ケラチン・トリートメントをご予約された方にも、ご希望に添ってですが「メテオ・アルカリ酸熱トリートメント」へ無料でアップグレードさせて頂いております。

☆縮毛矯正のお客様は、「ネオメテオ縮毛矯正」に無料アップグレードさせて頂いております。

※無料アップグレードの条件として、SNSやブログ用、横浜のスタッフの教育用にBefore & Afterの写真を撮らせて頂いております。(顔は写らず後ろ姿です。)

メテオのアルカリ酸熱トリートメントは何が違うのか?

酸熱トリートメントのデメリットというのが、

●やればやるほど、髪が硬くなる。自然な髪のしなやかさがなくなる

●髪がどんどんキシキシ傷んだ感じになる

●酸熱を繰り返した後に、矯正をするとビビり毛になる可能性が高い

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酸熱で失敗されたお客様も多くて、このデメリットがどうも納得いかなかったので、僕のサロンでは酸熱トリートメントは行っていませんでした。

それでは、どうして酸熱が駄目で、今回「アルカリ酸熱トリートメント」は良いのかを簡単に説明させて頂きたいと思います!

酸熱トリートメントは、文字通り「酸性」の薬剤と「高熱」のアイロンで、トリートメント剤を髪の内部に入れてアイロンの熱で、ケラチンなどのアミノ酸を髪の毛の中で結びつける、メーカーによってはキューティクルを溶かして癒着させてツヤツヤに見せるなど、

数をやればやるほど、髪は酸でどんどん収斂していくので、きしみますし、硬くなります

髪の中には残留酸が蓄積して、髪は酸性に傾いたままで、柔らかさには程遠くなります。

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メテオのアルカリ酸熱トリートメントが良いのは

髪の内部の残留物質を、流して、1度髪をリセットしてニュートラルな状態に戻してから施術スタートするところです。

アルカリは悪ではなく、酸も悪ではない。

使い方とバランスが悪いのが駄目なだけなので、

美容師側が、髪の状態をきちんと見極めて、薬剤選定をして、正しく施術するのが大切です。

施術内容

前処理

10.5クリームでチェンジリンスをします。

レブリン酸、グリオキシル酸、グリオキシルロイルカルボシスチン、アルギニンが主のトリートメントクリームで、還元剤が入っていません。残留物質の除去、有効成分補給、処理剤浸透率アップ、毛髪膨潤のための前処理剤として優れています。

そこで、トリートメント剤を塗布します。

メテオGLもレブリン酸、グリオキシル酸、ソルビトール、グリオキシルロイルカルボシスチン、ケラチンアミノ酸、等をバランス良く配合することで、カラーやストレート、パーマでの同時施術が可能になり、アルカリ酸熱トリートメントの主役としてツヤのあるしなやかな仕上がりに導く究極の架橋剤です。

アルカリブーストは、アルギニン、炭酸グアニジン配合で、ph10.5、アルカリ度15mlのアルカリブースト剤です。これが酸熱による過収斂を抑制してくれます。アルカリ酸熱トリートメントの必須アイテムです。

15分放置をして、お湯で濯ぎます。

濯ぎ方も、phをゆっくり徐々に下げていきたいので、ph7.0からph4.5をチェンジリンスをして、毛髪の中に入ったトリートメント成分を閉じ込めていきます。

アイロン前の丁寧なブローが大切で、しっかり脱水させて、ダメージを最小限に抑え、ダメージ予防につながります。

アイロンの注意点は、繰り返ししすぎない、プレスしすぎない。ここで完全脱水することで、処理剤の結晶化、脱水による結合強化が期待できます!

トータルで作業は13〜14行程あり、ミディアムの長さで60分強かかります。

ケラチン・トリートメントとヘアマゼラン、それぞれメリットもありますが、このアルカリ酸熱トリートメントは、しなやかさ、重たくないのに、しっとりな感じは、前者の2つを超えるかなと思います。

引き続き、パーマ毛にはヘアマゼラン、時短で手っ取り早く髪質改善したい場合にはケラチン・トリートメントを併用していきます!

写真は、横浜のサロンで勉強会をしたアルカリ酸熱トリートメントの仕上がりです。

「メテオ・アルカリ酸熱トリートメントは何が違うか②」へ続く…↓

https://bit.ly/4b4AXDZ

ネオメテオの縮毛矯正が優れている理由

美容師界隈で、話題になっています!

メテオシリーズが何故優れているのか?

従来の縮毛矯正は、基本アルカリ性です。

施術前に、薬剤を選ぶ時には、大体が3種類の矯正剤(チオグリコール酸)の中から選びます。

クセの強い人  ← スーパーハード ph 9.0
クセが普通   ← ハード ph 9.0
ダメージがある ← ソフトタイプ ph 8.4

しかし、どれもアルカリ度は高いので、繰り返し白髪染めをしている髪や、アンチエイジング(加齢)による細い髪だと、アルカリによって髪が膨張しすぎて、髪がゴワゴワ、酷いときにはビビり毛になってしまう場合もありました。

(今でも、ほとんどの美容室は、アルカリ性(チオ)の上記の3種類の矯正剤で頑張っているようです)

弱酸性の縮毛矯正ですと、髪が膨張しない分、ダメージは少ないのですが、還元剤が毛の中心まで充分に届かないので、1ヶ月後にはクセが戻ったり、思ったよりクセが伸びないなどがありました。

髪を傷めずに、きっちりシスチン結合のS-1, S-2を切るためには還元力が大切です。

アルカリによる軟化(毛の膨張)
還元剤による還元力

従来の矯正剤では、還元力を上げようと思うと、必ずph値も上げなければならず、細毛や白髪染めを繰り返している髪だと、髪が膨張しすぎてしまい悩み所でした。

この軟化と還元力、2つのバランスを自由自在に調合できるように、僕の場合は、リケラストレート(還元剤はGMT)、pH値の調整でKaminokiokuやソニルEXPの薬剤を調合して、個々のお客様の髪質とダメージレベルに合わせて行っていました。

その考え方を、もっと幅広い髪の状態に合わせ、もっと自由度が高く薬剤を調合することができるような薬剤が出ました。

銀座界隈でカリスマ美容師と言われる方々が、監修してできた薬剤で、メテオというブランドが立ち上がりました。

アルカリ性、中性、酸性の3つのトリートメントに、還元剤を調合して、その髪の状態に合わせて調合するというコンセプトなので、これ、本当に便利です。今までの苦労が全部(良い意味で)崩れ落ちました(笑)

メテオストレート、ネオメテオ縮毛矯正などで検索して調べてみてください!

ロングはこちらが参考になるかと思います。↓

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Chat GPTに聞いてみました↓

ネオメテオストレートは、薬剤の酸性成分が髪に優しく働き、髪のダメージを最小限に抑えながら自然なストレートヘアを実現する技術です。髪質やクセに応じた個別の施術で、ツヤやサラサラ感を与え、手触りの良い美しい髪へ導きます。

ネオメテオストレートは、NOT銀座の長門正樹氏とアルテマ志賀氏が共同開発した、最新の縮毛矯正技術です。独自の薬剤と技術により、髪の毛へのダメージを最小限に抑えながら、美しいストレートヘアを実現することができます。

ネオメテオストレートは、ストレート&パーマ2剤に20%添加し、最低10分を目安に放置します。放置終了3-5分前にメテオを再塗布するとさらに効果的です。

ネオメテオトリートメントは、NOT銀座のオーナーである長門政和さんが開発された最新の酸熱成分でつくられたトリートメント剤です。従来のデメリットがないMETEOトリートメントはほとんどの髪質の方に効果がありますが、特に縮毛矯正などの毛髪内部の結合を移動させる施術をされている方にはとても効果が高いです。

2024年4月からの新メニュー

① プレミアム・レディースシェーブ 5,000円(50分)

通常のレディースシェーブ(3,500円30分)に加えて、
・スチーム(蒸気)をあてながらのお顔剃り
・カミソリの刃は、当りの優しい敏感肌用を使用

・シートマスク(パック)で仕上げます。
ヒト&植物幹細胞エキスダブル配合!
1枚で肌が潤いで満たされるリッチマスク使用

② 耳掃除

耳掃除1,000円(5分x2 )に加え

耳掃除+耳エステ 2,000円(10分x2 )
耳〜耳の周りのマッサージを加えた20分コース
2種類の太さの綿棒
ライト付きのピンセット
竹の耳かき
ガチョウの毛でできた梵天
耳専用のローション使用

今後、耳ツボマッサージを加えた、プレミアム耳掃除3,500円35分も予定しています。

③ クイック白髪染め

目立つTゾーンだけ、カラー剤のリタッチをします。

アリミノのカラーストーリー プライムは白髪のある髪に特化した薬剤です。
クイックタイプは放置時間10分で染まるので、シャンプーブロー込みで60分以内で終わります(カット無しの場合)

④ メテオストレート

詳しくはこちら↓

⑤ メテオ・アルカリ酸熱トリートメント

詳しくはこちら↓

⑥ メテオカラー

カラー剤に、トリートメント剤を一緒に混ぜて、カラーの発色もキレイにできるという、アルカリ酸熱トリートメントの成分も同時にできるという優れものです。

カラー剤にメテオGLを足して、同時に行います。

メテオGLは、レブリン酸、グリオキシル酸、ソルビトール、グリオキシルロイルカルボシスチン、ケラチンアミノ酸、等をバランス良く配合することで、カラーやストレート、パーマでの同時施術が可能になり、アルカリ酸熱トリートメントの主役としてツヤのあるしなやかな仕上がりに導く究極の架橋剤です。

昔ながらのチオグリコール酸で行う縮毛矯正の2剤の代わりに、酸化剤としてカラー剤を塗布してしまうと、アルカリ(チオ)の上にアルカリ(カラー剤)を20分以上も載せてしまうと、髪が膨張しすぎてダメージになってしまうので注意です。

弱酸性で行う縮毛矯正の場合、2剤の代わりに、メテオカラーを塗布できるので、縮毛矯正とカラーを同時施術できるのです!

ご予約は、ライン経由で、予約アプリからご予約ください!