ダブルワーク/ワークシェアリング

日本では、二つの仕事を掛け持つというのは、まだまだ定着しないようです。昔からワークシェアリングといって、正社員の3人雇うか、バイトを6人雇うか…。雇用促進のために、みんなで仕事を分け合うって考え方です。

海外では正社員かバイトかって区分けして言わず、フルタイムかパートタイムかという言い方をします。週休二日制が法律で厳しく決められているので、週に5日間仕事する人はフルタイム、週に2〜3日間働く人をパートタイムと区分けしてます。社会保障も週の労働時間によって変わります。

僕がオーストラリア人経営のサロンで3年半働いていた時、同僚の一人は豪州のカットチャンピオンでした、しかし、働くのは週に水・木の2日のみ。あとは牧師さんになるための勉強と教会でのお仕事をしてました。そのうち、給料が良いからと言って美容師を辞めて美装屋さんに転職しました。日本でチャンピオンになったら絶対に死ぬまで美容師ですよね〜

もう一人の同僚はアメリカで2店舗抱えて経営していたカラーリストで、ヘアカラーの先生もしていた理論派の50才男性美容師さんでした。しかし、このカラーリストも仕事は週に2日のみ。音楽プロデュースの勉強をしたいと音大へ通いながら美容師をしていました。卒業後も自宅のスタジオでレコーディングの仕事をしながら美容師は週に2日だけという、これも日本では考えられない美容師さんです。

だからと言うわけではありませんが、現在、僕も木金土はヘアスタイリストとして働いていますが、他の曜日の日曜〜水曜日は某会社の国際事業部で外国人相手の仕事をしていますので、サロンは留守にしております。なので訪問理美容は、会社が終わった午後6時以降か木金土の予約の入っていない時間帯でお伺いしてカットをさせて頂いています。

皆様にはご不便をお掛けしておりますが、理美容の最新技術の情報を勉強しながら、外国人相手に英語力を発揮したお仕事もしております。

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