前回、私たちは「骨格を考えるカットとは?」についてお話ししましたが、今回はその第2弾です。
髪型のデザインやメイクアップ、理想の形は全て「卵形」に近づけることを僕ら美容師やヘアメイクは目指しています。
丸顔や四角い顔の方々には、縦長に見せる工夫が必要です。逆に面長の顔の形では、どうサイドにボリュームを持って行き、おでこを隠すか?横幅にボリュームをもたせてバランスを取ります。
アゴが細く、ハート型の顔の方々には、下半分にボリュームを持っていくことで、より卵形に近づけることができます。
前回は、カットの「技術」における頭の形の骨格に焦点を当てましたが、
デザインを構築する際には、顔の骨格も重要です。頬骨が強調されて気になる方、こめかみの凹みやエラの張りが気になる方々、様々な骨格が存在します。
このような重要な顔の骨格も考慮してデザインを構築することで、「骨格を考えるカット」が意味を持つのです。