何のために技術を磨くか?

昨夜、講習会へ行って来ました。

日本へ帰って来てから二回目の講習会です。日本はこうやって勉強する機会がたくさんあるので本当に助かりますし勉強になりますね〜。

僕らの年代になると勉強する人がグンって減ります。もう経験を積んだから、もうたくさん勉強したから良いのだろうか?

それじゃ、誰のために勉強するのか?自分のため?言われたから仕方がなく?

練習するのも、勉強して知識を蓄えるのも、明日来るであろうお客様のためにするんですね。

プロである僕らが、「知りません」「さ〜?どうなんでしょうね〜」なんて言えませんし、「それはやったこと無いからできません」とは言えません。(できないのに、できる顔してやっちゃう美容師さんも過去にお会いしましたが…そんなに僕は図太くないので(汗;)

カットだって、経験とともに蓄積されていきますが、それは新しいことを勉強していくから蓄積されるわけで、勉強をやめたら昔のパーマ屋さんで終わってしまいます。

どんな年代のお客様が来られても、どんな髪の状態のお客様が来られても、どんな注文を受けようと、正しい知識と技術でアドバイスしながら願いを叶えてあげれるのがプロですから。

だから、経験年数に関係なく、若い子に混じって勉強し続けなくてはいけないんですね。

さー、勉強しましょう!練習しましょう!僕も20年以上も理美容の仕事してますけど、まだまだ勉強です〜。それは、まだ見えぬ、明日来るであろうお客様のためにするんです。