後頭下部から毛渦部にかけてカットするときに、
以下の動画の切り抜きのように、下を向いて頂きながら、カットをすると、
顔が起き上がった時に、首の皮膚が内側に入るので、内側の短い毛が出てこないのです。
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上を向いてもらって、襟足の毛が前に出てこないようにチェックをして、再度下を向いて頂くことによって、顔周りの毛をチェックすることができます。
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レザーカットの見直し
最近の流行で、特にショートスタイルに関しては、襟足だけでもレザーを使う傾向にあります。ハサミやスキバサミだけでは、どうしても表現できないニュアンスなどは、レザーの出番です。
デメリットは「傷む」ということでしたが、これも、レザーの刃を使い回しにしていて、ケチって切れない刃を取り替えず、無理矢理むしり取るようなカミソリの使い方をしていたために、毛先が千切れてしまってダメージの原因になっていました。
最近はレザーカットが見直されて、毎回お客様事に、新品の刃でレザーカットを行うことにより、デメリットはなくなり、メリットを充分に発揮できるようになりました。
僕は理容出身なので、レザーカットは30年前に教わっていました。その時は、毎回必ず新品の刃で行うようにと教わっていたので、今でもその習慣は身についています。当時、レザーカットはかなり研究していました!
低料金の美容室や床屋でのレザーカットは注意が必要かもしれません💦